『星の子たち』

白い花弁に見えるのは 実はガク裂片

黄色い小花が花

毎年梅雨の時期に咲いて 爽やかさを与えてくれる☆

真白き妖精 ホワイトコンロンカ~


『星の子たち』

「君たち どうしてここに居るの?」

「人間界を身近に感じたくて お空から舞い降りたんだ」

「このお花に重なっているのね」

「うん」

「一日 重なっているの?」

「夜は お空に戻るよ」

「そんなことが出来るのも このお花のおかげね」

「そう このお花の星型のおかげだね」

「そして花言葉がね ”神話”なんだー 素敵だね☆

コンロンカ(崑崙花)という花名だけれど

中国に

〝崑崙山(コンロンザン)〟という伝説の山があってね

そこは不老不死の水が流れていて、西王母という仙女が住んでいたのだって」

「そんなことも 知ることが出来たのね」

「うん」

「ところで お花に重なってどんな気分?」

「育ててくれている人がね マメにお水をくれるので 冷たいよ」

「あははー」


ファンタジー詩…如月雫雪

画…撮影…如月雫雪

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