*満月の日*… 創作詩

帰り道

夜空には 無数の星が輝いていた

幾つもの街路樹を通り過ぎた頃

蒼い大理石の建物が現れる

そこに 軽く もたれかかる君が居た

清楚な白いレースのワンピース

緩やかにカールした長い髪

透き通るような白い肌

まるで蒼いキャンパスに描かれた 

白い妖精のようだ

僕の瞳は 瞬きを忘れる

一目惚れって こういう事を言うのかもしれない

あの子と どうすれば接点が持てるだろう

月に祈ってみる

満月の日の 恋の願いは叶うそうだから・・・

画…素材から

詩…如月雫雪

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